あなたの入れ歯は本当に自分にあっていますか?
入れ歯を装着していて「痛い」と感じたことはありませんか?
入れ歯をお使いの方の中には、「これ以上の物は作れない」と言われ、あきらめている方が多くいらっしゃるように思います。
痛いと感じたり、違和感を覚えながら使い続けていると、おいしいはずのごはんを食べることが苦痛になるなどして、食事を楽しめませんよね。
そもそも、「入れ歯をつけると痛みがあるのは仕方がない」という考えは違います。
きちんと治療をすれば痛みも伴わず、不都合なく使えるものです。
恥ずかしがらないで!
「痛い」「違和感がある」「すぐに外れてしまう」などお悩みを抱えながらもなかなか来院に踏み切れない患者さまも多くいらっしゃると思います。
実際に入れ歯を見せてもらうと古くなっていて、入れ歯が歯石や着色で汚くなってしまっているという現状が多いのです。
当院に来院してくださった患者さまの中でも「恥ずかしい」と言いながら見せてくださる方が多くいらっしゃいます。
でも私たちは歯科医師です。そんなこと気にしなくて大丈夫です。
他の病院で「これ以上の治療は無理です」と言われても、まだあきらめないでください。
歯科医療は日進月歩で常に進んでいます。よりよい治療を提供できるよう、私たちも日々勉強しています。
入れ歯に対して不満を抱えている方の希望になれれば嬉しいです。
入れ歯作製の流れ
①カウンセリング
問診や検査を行い、お口の中の状態を確認した上で、見た目、機能性、お手入れのしやすさなど、どのような入れ歯を作製したいのか、患者さまの悩みや要望をお伺いし、その方に合った入れ歯の種類をご提案し、決定していきます。
②型どり
精密な型をとることが、付け心地の良い入れ歯になる最低条件ですので、当院で入れ歯の作製時に型をとる際に使うトレーは既製品を使用せずに、患者さま一人一人に合わせた個人別のトレーを歯科医師が作成し、型をとります。
③噛み合わせ
噛み合わせがあっていないと顎(あご)が痛くなったり、口腔内の筋肉がこったりして、顔の表情も変わってしまうこともあります。また、頭痛や肩こりなど、全身の不調にもつながるとも言われているので噛み合わせを整えることが重要になります。
④試適(試着)
仮で完成した入れ歯を実際につけていただき、噛み合わせはもちろん、見た目やフィット感など患者さま自身にも確認していいただきます。ここで少しでも噛み合わせがずれていたり、見た目やフィット感がしっくりこない場合は一つ前の工程の③に戻り、何度も調整を重ねます。
⑤完成
調整を繰り返し、ご納得いただけると完成です。当院では患者さまを歯科医師が一緒になって入れ歯を作り上げていきたいと考えていますので、患者さま自身が納得ができる入れ歯が完成するまでご遠慮することなく、どうぞご要望をお申し付けください。
入れ歯の種類・金額
レジン床義歯(保険適用)
保険診療範囲内で作製可能な入れ歯です。
レジンと呼ばれる歯科用のプラスチック製の入れ歯です。
通常の使用に関して問題はありませんが、若干厚みがあります。
金属床義歯(保険適用外)
保険適用の入れ歯に比べてより薄く、丈夫に作ることができます。
また、金属が熱を伝えるため、食事の味をより感じることができます。
ノンクラスプデンチャー(保険適用外)
特殊な樹脂素材を使った金属のバネのない入れ歯です。装着していても、人に気づかれることはほとんどありません。
厚みも薄く作ることができ、装着感が良く、ソフトな噛み心地が得られます。金属アレルギーのある方、見た目を気にする方のおすすめの入れ歯です。
マグネットデンチャー(保険適用外)
歯の根っこには磁石を吸着させる金属(キーパー)を接着し、入れ歯には磁石を埋め込みます。
使用するのは小型磁石ですが、強力な吸着力がありますので、安定性が高く、入れ歯がずれたり、外れたりすることがなくなります。
また、一般的な入れ歯のようにクラスプ(留め具)が付いていませんので、入れ歯を付けているようには見えません。
他の入れ歯と比べると、極力小さく作製することができるので普段の生活に負担が掛かりづらいです。